授業科目 担当教員 開講期
情報理論
(Information Theory )
小松 文章 前期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
12480 5年 電気工学科   1単位
授業目標
アナログ情報のディジタル化およびディジタル情報の伝送について、それらを実現する方法、派生する諸問題、要求される条件等を主として理論的側面から学ぶ。
教科書
情報理論テキスト  新居浜高専・電気工学科 編集
参考書
基礎情報理論  藤田広一 著  (昭晃堂)
授業の進め方
授業は、テキスト・板書を中心に講義を進め、適宜、演習を行う。また、基本的事項について学生に質問し、口頭で回答させる。多数の学生が回答できないときは、宿題とすることもある。
授業内容
1 ガイダンス
2 フ−リェ級数とフ−リェ積分
3 パルス列の周波数スペクトラム、標本化定理
4 PCM通信方式の概要
5 多重通信の原理
6 情報量とエントロピ−
7 エントロピ−が最大になる確率分布
8 中間試験
9 通報の符号化
10 符合伝送方式の概要
11 通信速度と占有周波数帯幅
12 シャノンの定理
13 可変長符合化法と冗長度(帯域)圧縮
14 誤りの検出と訂正
15 期末試験
成績評価の方法
定期試験を70%、提出物を20%、受講状況(受講態度、発表点)を10%で評価する。
学生へのメッセージ
この科目では、情報伝送に関する基礎的事項を理論的に学ぶ。今後、情報工学や通信工学についてさらに深く学ぼうとする学生には十分理解していただきたいと思う。
電気主任技術者関連科目である。
学習・教育目標
(生産工学)
  学習・教育目標
(システムデザイン工学)
B-1 学習・教育目標
(生物応用化学)