授業科目 担当教員 開講期
電気磁気学2
(Electromagnetics 2)
檀上光昭 通年
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
12210 4年 電気工学科 選択 2単位
授業目標
 電気および磁気に関して、電荷・電界・電位・電流・磁界・磁束・力・仕事・エネルギーなどの物理量とその単位を明確にし、これらの物理量の間に成立する法則・原理・定理を理解し、電磁現象を説明し応用する力を養うことを目標とする。
教科書
電気磁気学   石井良博  著   (コロナ社)
参考書
詳解電磁気学演習   後藤憲一・山崎修一郎  著   (共立出版)
授業の進め方
講義と演習を並行して進める。また、適当な時期に小テストまたは臨時試験を行い、理解度を点検する。
授業内容
前期 後期
1 クーロンの法則、ガウスの定理、電界 1 磁界中の荷電粒子に作用する力
2 電位、誘電体、電気と磁気の関係 2 電磁誘導
3 臨時テスト 3 渦電流・表皮効果
4 磁気モーメント 4 自己誘導と自己インダクタンス
5 磁性体の磁化 5 相互誘導と相互インダクタンス
6 磁束密度と磁化、透磁率と磁化率の関係 6 静磁エネルギー(電磁エネルギー)
7 強磁性体の磁化 7 インダクタンスの計算 1
8 中間試験 8 中間試験
9 磁気に関するガウスの定理 9 インダクタンスの計算 2
10 電流がつくる磁界、右ねじの法則 10 変位電流
11 ビオサバールの法則、周回積分の法則 11 マクスウェルの方程式
12 有限直線電流による磁界 12 波動方程式と電磁波
13 磁気回路 13 ポインティングベクトル
14 磁界中の電流に作用する力 14 特殊な電磁現象
15 期末試験 15 期末試験
成績評価の方法
定期試験、臨時試験(小テストを含む)の成績を80%、課題提出物を20%の割合で評価する。
学生へのメッセージ
 電気磁気学は電気工学の基礎となる原理や法則をまとめたものです。したがって、その内容は電気工学科の学生として、どうしても身につけておかねばならないものです。
 特に、電界、電位、静電容量、磁界、インダクタンスなどの物理量の意味をしっかりと身につけて、自分自身の言葉でその説明ができるように心がけて下さい。
 この科目は、5年の「電力工学 2」では、送電線の放電現象と静電容量の計算に必要である。
 また、多くの大学、専攻科の電気系学科等への進学に際し、その学力試験には電磁気学、電気回路が課せられている。
学習・教育目標
(生産工学)
  学習・教育目標
(システムデザイン工学)
A-1 学習・教育目標
(生物応用化学)