授業科目 担当教員 開講期
プログラミング2
(Programming2)
平野 雅嗣 通年
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
12158 3年 電気工学科 必修 2
授業目標
C++言語までの理解を深める。Cの基礎概念から説明し、単に文法について述べるのみならず、C++という言語ではどのように考え、プログラミングが進むのかというところまで深める。実際にプログラムを書きながら、必要なものを覚えていき、クラスの概念をつかむ。
C言語の復習の上に、クラスを使った基礎的なプログラミング能力を身に付けることを目標とする。
教科書
プログラミング講義 C++   柴田望洋  (ソフトバンク株式会社)
参考書
なし
授業の進め方
一週は教室で説明をし、次の週は情報処理室で演習を行う。原則としてこれを繰り返す。
演習や課題はメールを通して担当教員と学生との間でやり取りを行う。2週目以降毎回、予習復習確認小テストを行う。
授業内容
前期 後期
1 プログラミングの基本形 1 オブジェクトの基本型、シフト演算子、ビット論理演算子
2 オブジェクトと型、演算子 2 式の評価とポインタ、オブジェクト、アドレス
3 プログラムの流れの分岐、判断、if文 3 関数の呼び出しとポインタ、ポインタと配列
4 switch文、break文、while文 4 オブジェクトの動的生成、文字列
5 for文、配列、配列の初期化、複合代入 5 クラスの定義
6 多重ループ、多次元配列、識別子 6 コントラクタ、メンバ関数
7 ストリーム入出力、処理子 7 デフォルトコンストラクタ、クラス型のメンバー
8 中間試験 8 中間試験
9 関数定義 9 メンバへのポインタ、演算子の多重定義
10 参照、値渡し、参照渡し 10 整数の配列を表現するクラス、デストラクタ
11 配列の受け渡し 11 例外処理、ライブラリー設計とエラー対策
12 再帰、多重定義 12 テンプレート、クラスの汎用性
13 インライン関数、生成的な関数 13 継承、クラスの派生
14 条件演算子、プロトタイプ宣言、ヘッダーの作成 14 ストリーム
15 前期末試験 15 学年末試験
成績評価の方法
演習・小テストの結果を40%、定期試験を60%として評価する。
学生へのメッセージ
プログラミング1に続く講義・演習である。情報処理技術者関連科目