授業科目 担当教員 開講期
環境化学
(Environmental Chemistry)
牧 慎也 後期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
16360 5年 生物応用化学科   1単位
授業目標
本講義では近年の環境化学技術・地球環境問題の大筋を学習する。特に我が国の環境問題への取り組みの状況、それから派生する環境問題を提起し、その防止、リサイクル技術などの講義を通して、環境への影響を考えることのできる知識を修得させる。
教科書
地球環境化学 早川 豊彦 編修 (実教出版)
参考書
地球環境工学 金成 英夫 著 (東洋書店)
環境微生物学 環境バイオテクノロジー 大森俊雄 編著 (昭晃堂)
日刊工業新聞、各種学会誌論文
授業の進め方
教科書・プリントを中心に、板書や視聴覚教材を基に講義形式で行う。
授業内容
1 地球環境問題の概要
2 我が国における大気汚染問題への対応
3 酸性雨の科学
4 酸性雨生成のメカニズム
5 酸性雨の防止技術
6 温室効果ガスCO2の固定化と除去技術について
7 環境共生型社会における廃棄物処理のあり方
8 中間試験
9 資源・エネルギーと循環型社会
10 ダイオキシン類の分解技術
11 バイオリメディエーション
12 内分泌攪乱物質(環境ホルモン)概論
13 内分泌攪乱物質(環境ホルモン)評価法
14 生分解プラスチックの現状
15 期末試験
成績評価の方法
2回の定期試験(90%)と受講状況(10%)で評価する。
学生へのメッセージ
理解を確実なものとするために、環境化学の基礎知識を習得しておくことが重要である。本講義で学ぶ内容は、環境技術の重要な基礎知識である。資源循環型社会を目指し、日進月歩の環境工学技術に対応するには、これらの知識が必要である。
学習・教育目標
(生産工学)
  学習・教育目標
(システムデザイン工学)
  学習・教育目標
(生物応用化学)
A-1