授業科目 担当教員 開講期
環境社会学
(Environmental Sociology)
舩橋 晴俊・宮内 泰介 後期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
62411 1年 電子工学専攻 選択 2単位
授業目標
環境社会学とは、環境問題の解明と解決の道の探求を志向する社会学の一領域であり、この10年にめざましい発展を示してきた。本講義では、わが国の環境社会学の到達点を反映する形で、環境社会学の基本的課題と視点を体系的に提示する。講義の内容としては、第1に、豊富な具体的事例を提示することによりそれに立脚してわかりやすい内容とすること、第2に、日本における環境社会学の代表的な理論的枠組みを提示すること、第3に、国際比較と国際関係への視点を持つこと、第4に、環境問題の歴史的展開の中で過去の教訓と現代の位置を自覚させるようなものとすることを、重視したい。
教科書
環境社会学  鳥越皓之 著  (放送大学教育振興会)
参考書
なし
授業の進め方
放送大学のビデオにより授業を進める。
授業内容
1 環境社会学の課題と視点
2 環境問題の諸段階
3 公害の原点としての水俣病
4 新幹線公害問題―日本とフランスの比較
5 廃棄物問題を考える
6 自然環境と社会の相互作用
7 農山村と環境問題―有機農業を中心として
8 コモンズ―自然環境と担い手
9 発展途上国と環境問題
10 社会的ジレンマ論
11 環境負荷の外部転嫁と社会的ジレンマの諸類型
12 環境制御システム論
13 自然エネルギーと地域振興ト
14 環境基本条例と環境基本計画―自治体総合的環境行政の推進
15 環境問題の解決のために
成績評価の方法
放送大学の単位認定試験により60点以上を単位修得とする。
学生へのメッセージ
学習・教育目標
(生産工学)
  学習・教育目標
(システムデザイン工学)
  学習・教育目標
(生物応用化学)