授業科目					担当教員				開講期
化学工学概論 (Introduction of Chemical Engineering)					衣笠　巧				前期
科目番号					対象学年				必修・選択の別		単位数
63290					1年　生物応用化学専攻				選択（SC-1）		2単位
授業目標 流動操作、伝熱操作および機械的分離操作について学び、装置およびプロセス設計・解析の基礎を習得する。
教科書 解説化学工学改訂版　　竹内雍　他著　　（培風館） 参考書 入門化学工学改訂版　　小島和夫　他著　　（培風館） 基礎化学工学　　化学工学会　編　　（培風館） 化学工学入門　　化学工学編修委員会　編　　（実教出版） 化学工学の計算法　　市原正夫　他著　　（東京電機大出版局）　など
授業の進め方 講義形式で教科書と板書を中心に進める。できるだけ多くの演習問題を解かせて内容の理解を深めさせる。
授業内容 1 流動:粘性法則、連続の式 2 流動:Bernoulliの定理、層流と乱流 3 流動:流体のエネルギー損失 4 流動:流体輸送動力、流量測定 5 伝熱:伝熱機構の分類、平面壁の伝導伝熱 6 伝熱:複合壁・円筒壁などの伝導伝熱 7 伝熱:総括伝熱係数と境膜伝熱係数 8 中間試験 9 伝熱:熱交換器の設計 10 伝熱:放射伝熱、黒体と灰色体の熱放射 11 蒸発:蒸発缶の設計 12 粉粒体:粒径と粒度分布、粉粒体の性質 13 粉粒体:粉砕、分級 14 粉粒体:集塵、濾過 15 期末試験
成績評価の方法 定期試験の結果を80%、提出物の内容を20%として評価する。
学生へのメッセージ 流動、伝熱、機械的分離という化学工学の幅広い分野を学ぶので、予習復習を欠かさず着実に習得して下さい。本科目の理解のためには数学（微分積分）、物理（力学）、化学工学基礎（収支計算）に関する知識と計算力を必要とします。
学習・教育目標 (生産工学)				学習・教育目標 (システムデザイン工学)				学習・教育目標 (生物応用化学)			B-4