授業科目 担当教員 開講期
化学特許概論
(Introduction of Chemistry Patent)
兵田 俊治 前期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
63240 1年、2年 生物応用化学専攻 必修 1単位
授業目標
知的財産権は、企業の将来を左右する重要な問題である。今日、特許出願を考慮した研究開発への取り組みが求められている。この潮流に対応するために、特許出願に至る基本事項(既存技術の確認、特許化可能な技術への展開、研究開発方針の立案)を理解し、特別研究テーマを題材に明細書作成を行う。
教科書
インターネット時代の化学文献とデータベースの活用法  時実象一 著  (化学同人)
産業財産権標準テキスト特許編  発明協会 著  (発明協会)
参考書
第4版化学文献の調べ方  小川雅彌 監修  (化学同人)
特許の知識(第6版)  竹田和彦 著  (ダイヤモンド社)
授業の進め方
教科書やプリントを中心にした講義に加え、演習を随時行うことにより理解を深める。
授業内容
1 化学の情報源
2 原著情報と電子ジャーナル
3 特許情報
4 参考図書
5 抄録・索引誌
6 Chemical Abstract
7 CASのデータベース、CAonCD
8 発明と特許、特許情報の調査
9 出願書類の書き方
10 出願から登録まで
11 外国の特許取得
12 明細書の書き方(1)
13 明細書の書き方(2)
14 明細書の書き方(3)
15 期末試験
成績評価の方法
1回の定期試験(30%)、特別研究テーマに関する明細書提出物(50%)、課題のプレゼンテーション(20%)により評価する。
学生へのメッセージ
多くの情報の中で、専攻科特別研究テーマのどこに特許性が存在するのか、また研究テーマのどこを改良すれば特許請求範囲を拡大できるのかを考える。これらの基本事項を理解した上で、本科目の最重要課題である明細書作成を行う。本科目は隔年開講であり、平成17年度は開講される。
学習・教育目標
(生産工学)
  学習・教育目標
(システムデザイン工学)
  学習・教育目標
(生物応用化学)
D-2、D-3