授業科目					担当教員				開講期
先端機器測定実習 (Practice of Advance Instrumental Measurement)					桑田　茂樹・中川　克彦・中山　享・勝浦　創				前期
科目番号					対象学年				必修・選択の別		単位数
63180					1年　生物応用化学専攻				必修		1単位
授業目標 本校の高度技術教育研究センター及び専攻科生物応用化学専攻が管理している最新の分析機器について、ハード・ソフト両面からの理解を深めることと、実際に操作・データ解析することによって、幅広い分野の先端分析機器を身近なものに感じてもらうことを目標とする
教科書 先端機器測定実習プリント　担当教官作成 参考書 入門機器分析化学　　庄野利之、脇田久伸　編著　　（三共出版）
授業の進め方 1つの機器に対して2〜4週を掛ける。1週目では、各機器について予め学生自らが勉強し作成した資料によって、学生全員に各機器についての説明を行ってもらう。それに対して、担当教官が補足説明などを行う。2週目以降は、担当教官の操作・データ解析指導の下で学生全員が実習を行う。各機器の実習終了後に、与えられた課題などをレポートにまとめて提出もらう。
授業内容 1 ガイダンス 2 フーリエ変換赤外分光顕微鏡FT-IR　（解説） 3 フーリエ変換赤外分光顕微鏡FT-IR　（実習） 4 超伝導核磁気共鳴装置NMR　（解説） 5 超伝導核磁気共鳴装置NMR　（実習／測定） 6 超伝導核磁気共鳴装置NMR　（実習／解析） 7 超伝導核磁気共鳴装置NMR　（実習／未知試料の測定解析） 8 蛍光X線分析装置XRF　（解説） 9 蛍光X線分析装置RF　（実習） 10 示差走査熱量計DSC　（解説） 11 示差走査熱量計DSC　（実習） 12 LabVIEWを用いた測定の自動化（解説） 13 LabVIEWを用いた測定の自動化（解説） 14 LabVIEWを用いた測定の自動化（実習） 15 LabVIEWを用いた測定の自動化（実習）
成績評価の方法 1週目の各機器についての説明資料と理解度を30点、各機器の実習終了後のレポートを60点、平常点を10点とする。
学生へのメッセージ 一般に企業などで多く利用されている分析機器は、主に光、磁気、X線、熱などに関するものである。それら機器をブラックボックスとしないために、機器の原理についての勉強と実際の操作・解析を合わせて行う。特に、事前勉強など各自の努力が必要である。
学習・教育目標 (生産工学)				学習・教育目標 (システムデザイン工学)				学習・教育目標 (生物応用化学)			B-4、B-5