授業科目 担当教員 開講期
日本国憲法
(Constitutional Law)
井上 嘉仁 後期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
68140 1年 全専攻 選択 2単位
授業目標
実際に起こった事件にふれ、各当事者の立場になって考え、中立的な立場から判断を下せるようにする。問題点を発見し、解決案を論理的に説明できるようにする。
教科書
基本的人権の事件簿 棟居快行 他著 (有斐閣選書)
参考書
憲法判例百選T・U(第4版)  芦部信喜 他編  (有斐閣)
憲法 佐藤幸治 著 (青林書院)
憲法1基本権クラシック、2国制クラシック 阪本昌成 著 (有信堂)
授業の進め方
講義形式で行う。必要に応じてプリントを配布する。質疑応答を随時行う。
レポート提出を求める。
授業内容
1 憲法とは何か
2 自己決定権(1) パーマ退学事件、バイク退学事件 等
3 自己決定権(2) 東京都青年の家事件、図書館情報大学通称使用事件 等
4 自己決定権(3) 再婚禁止期間違憲訴訟、信仰に基づく輸血拒否事件 等
5 自己決定権(4) どぶろく裁判、税関検査事件 等
6 新しい人権(1) ノンフィクション「逆転」事件、釜ヶ崎監視カメラ訴訟 等
7 新しい人権(2) 湾岸戦争90億ドル訴訟、和歌の浦景観訴訟 等
8 新しい人権(3) 嫌煙権訴訟、大阪府知事交際費訴訟 等
9 新しい人権(4) 『諸君!』反論権訴訟、高槻内申書事件 等
10 基本的人権のいま(1) 非嫡出子相続差別事件、京都君が代訴訟 等
11 基本的人権のいま(2) 剣道受講拒否事件、大阪城音楽堂事件 等
12 基本的人権のいま(3) シベリア抑留補償請求事件、秋田生活保護費預貯金事件 等
13 基本的人権のいま(4) 時事通信社事件、定住外国人参政権訴訟 等
14 司法権の限界 板まんだら事件、砂川事件、苫米地事件 等
15 期末試験
成績評価の方法
期末試験70%、提出物20%、受講状況(発表点)10%
学生へのメッセージ
 自分たちの頭で考えることが重要です。テキストに書いてあることが全てではありません。覚えた知識は使わなければ意味はありません。知識のピースを組み合わせて、各自が発見したパズルを解いてみてください。
 なお提出物の状況、受講態度によっては期末試験受験資格を与えないことがあるので注意すること。
学習・教育目標
(生産工学)
D-1 学習・教育目標
(システムデザイン工学)
D-1 学習・教育目標
(生物応用化学)
D-3