授業科目 担当教員 開講期
工学実験1
(Experiments in Mechanical Engineering 1)
機械工学科全教官 通年
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
11891 4年 機械工学科 必修 3単位
授業目標
機械工学に関する実験を通して現象を体験し、深く理解するとともに、実験データの整理法や報告書作成法に習熟することを目標とする。また、種々の器具、装置の取扱い方を習得することも目標とする。
教科書
工学実験1テキスト(1・2・3サイクル別冊)  (新居浜高専・機械工学科)
参考書
なし
授業の進め方
1クラスを7班に分けて、班毎に1週間1テーマずつ行う。7テーマを1サイクルとし、1年間に3サイクル行う。レポート提出期限は、原則として1テーマ終了時点で1週間以内とする。1サイクル終了後に筆記テストおよび口頭試問を実施する。

授業内容
ガイダンス

1サイクル
燃料の発熱量の測定
電気回路の調査
金属材料の引張試験 
切削抵抗
金属組織実験
騒音の測定 
レイノルズの実験
テスト
再テスト

2サイクル
熱伝導率の測定
仕上げ面粗さ
圧縮・抗折試験
平面度の測定
2次元風洞の乱流解析
メカトロ実習
管摩擦の実験
テスト
再テスト

3サイクル
シーケンス制御実験
硬さ試験
はりの力学実験
石炭の工業分析
遠心ポンプの性能
静止摩擦係数の測定
BASICを用いた水力学
テスト
再テスト
成績評価の方法
各テーマについて準備物(電卓2、筆記用具2、レポート用紙2、グラフ用紙2、テキスト2、予習20)30%、レポート70%で評価する。また、各サイクル終了後に実施するテストを100%とし、7テーマ+テストを平均し、サイクルの点とする。3サイクルを平均したものを総合評価とする。なお、レポートが提出されない場合は単位を認めない。
学生へのメッセージ
服装は安全性と機能性から作業服・安全靴を着用することが望ましいです。配付する「実験の留意事項」には評価方法等の重要事項が記載されているので熟読してください。また、テキストの予習は実験方法まで清書してください。提出するレポートは、物性値や単位に注意してデータ整理し、わかりやすくグラフで表現できるように努めましょう。考察では教科書・参考書などの記述を理解し、それをもとに自分の考えを述べるように努めるようにし、レポートの作成方法をしっかり身に付けましょう。原則として欠席者には補講は行わないので注意して下さい。
学習・教育目標(デザイン工学) B 学習・教育目標(生物応用化学)