授業科目 担当教員 開講期
工学基礎実験
(Basic Experiments in Mechanical Engineering)
刑部 冨夫・豊田 幸裕・谷口 佳文・北住 順一・宮田 剛 後期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
11881 2年 機械工学科 必修 2単位
授業目標
機械工学のあらゆる分野を学習する上で必要とされる力学(力、運動、エネルギー)について、実験を通して理解することを目標とする。

教科書
工学基礎実験テキスト  (新居浜高専・機械工学科)
参考書
高専の物理 第5版  和達三樹 監修  (森北出版)
高専の物理問題集 第3版  田中 富士夫 編著  (森北出版)
授業の進め方
毎回、パソコンや実験装置を利用して講義、実験および演習を行う。1クラスを5班に分けて、班毎に各テーマに取り組む。また、班毎に実験結果に関して簡単なプレゼンテーションを実施する。講義の内容と実験の結果はノートに記録し、毎回ノートを提出する。
授業内容
1 ガイダンス・実力テスト1
2 運動の法則(運動3大法則の実験)
3 運動の法則(運動3大法則の実験)
4 単振り子およびばね振り子の周期の測定
5 単振り子およびばね振り子の周期の測定
6 力・力のモーメントのつりあい実験
7 力・力のモーメントのつりあい実験
8 物体の運動とエネルギーの実験
9 物体の運動とエネルギーの実験
10 重力加速度の測定
11 重力加速度の測定
12 実力テスト2
13 応用実験「いろんな形の重心を測定する」 製作・実験
14 応用実験「いろんな形の重心を測定する」 プレゼンテーション
15 実力テスト3
成績評価の方法
毎回の講義後に提出するレポートを70%、出席状況および授業態度を30%とする。
また、実力テストとプレゼンテーションは別途評価し、すべてを平均して総合評価とする。
学生へのメッセージ
高専において、実験は、将来、実践的技術者として活躍するために、最も重要な科目として位置づけられています。特に、機械工学においては高学年になるに従い、力学を中心とする物理現象に関する知識を必要とします。そこで、工学基礎実験においては、基礎理論を使って実験結果を考察することにより、理論と現象を関連付けて理解するように努力してください。