授業科目 担当教員 開講期
工作実習　2
(Workshop　Practice 2) 		石井　重典 通年
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
11870 2年　機械工学科 必修 3単位
授業目標
工作実習での実践と座学における理論とは、互いに影響を与え合いながら発展するものである。機械工作法は技術の根幹をなすものであり、鋳造、溶接、手仕上げ及び各種工作機械の実習により理論と実践との融合を授業目標とする。
教科書
工作実習2テキスト　　新居浜工業高等専門学校・機械工学科編集
参考書
なし
授業の進め方
教官1名、技官6名の計7名で6ショップを構成し、学生は6班編成で1ショップを5週連続して実習する。
授業内容
第1週、第6週、第11週、第16週、第21週、第26週
1。鋳造（造型機による砂型・注湯）2。溶接（ア−ク溶接）3。手仕上げ（スコヤ製作）
4。機械第1（穴のテ−パ旋削）5。CNC旋盤（外丸削プログラム）
6。機械第2（ボ−ル盤の基本作業）
第2週、第7週、第12週、第17週、第22週、第27週
1。鋳造（シェルモ−ルド型・注湯）2。溶接（ア−ク溶接）3。手仕上げ（スコヤ製作）
4。機械第1（段付き軸のテ−パ旋削）5。CNC旋盤（外丸削プログラム）
6。機械第2（平面研削）
第3週、第8週、第13週、第18週、第23週、第28週
1。	鋳造（曲管のかき型）2。溶接（ア−ク溶接）3。手仕上げ（スコヤ製作）
4。機械第1（段付き　　　　　　軸のテ−パ旋削）
5。CNC旋盤（プログラムのチェック法）6。機械第2（ホブ盤による平歯車の歯切り）
第4週、第9週、第14週、第19週、第24週、第29週
1。鋳造（鋳鉄の鋳込み）2。溶接（ア−ク溶接）3。手仕上げ（きさげ作業）
4。機械第1（引張り試験片）5。CNC旋盤（手回しコマの製作）
6。機械第2（平板切削）
第5週、第10週、第15週、第20週、第25週、第30週
鋳造、溶接、手仕上げ、機械第1、CNC旋盤及び機械第2の各ショップで総合試験
成績評価の方法
実習中の態度（実技）50%、工夫10%、興味・関心10%および報告書30%で評価する。欠席したテ−マの評価は0点とする。
学生へのメッセージ
実習の遵守事項を守り、怪我をしないようにしてください。
たえず創意・工夫を怠らず、素直な気持ちで取り組んでほしい。
機械工作法の講義の内容が各所に出てくるから良く注意して実習して欲しい。