授業科目 担当教員 開講期
工作実習 1
(Workshop Practice 1)
石井 重典 通年
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
11860 1年 機械工学科 必修 3単位
授業目標
工作実習での実践と座学における理論とは、互いに影響を与え合いながら発展するものである。機械工作法は技術の根幹をなすものであり、鋳造、鍛造、手仕上げ及び各種工作機械の実習により、理論と実践との融合を授業目標とする。
教科書
工作実習1テキスト  新居浜工業高等専門学校・機械工学科編集
参考書
なし
授業の進め方
教官1名、技官6名の計7名で6ショップを構成し、学生は6班編成で1ショップを4週連続して実習する。報告書は次回実習時に提出する。
授業内容
第1週〜第6週
実習に興味を持たせるため、前段として3班に分かれて自転車、内燃機関、ラジオコントロールカーの分解、組み立てを行う。
第7週、第11週、第15週、第19週、第23週、第27週
1.鋳造(フランジの砂型)2。鍛造(ハンマ打ち)3。手仕上げ(角柱のヤスリかけ)
4。機械第1(汎用旋盤の操作法) 5。CNC旋盤(CNC旋盤の操作法)
6。機械第2(形削り盤の操作法)
第8週、第12週、第16週、第20週、第24週、第28週
1。鋳造(Vブロックの砂型)2。鍛造(四角文鎮の鍛造)3。手仕上げ(平板加工)
4。機械第1(鋳鉄外丸削り)5。CNC旋盤(プログラミング)
6。機械第2(横フライス盤の操作法)
第9週、第13週、第17週、第21週、第25週、第29週
1。鋳造(ハンドル車の砂型)2。鍛造(内パス)3。手仕上げ(平板加工)
4。機械第1(軟鋼段付き丸棒の旋削)5。CNC旋盤(鋼外丸削り)
6。機械第2(立てフライス盤でのキー溝加工)
第10週、第14週、第18週、第22週、第26週、第30週
鋳造、溶接、手仕上げ、機械第1、CNC旋盤及び機械第2の各ショップで総合試験
成績評価の方法
評価は実習の態度(50%)、関心(10%)工夫(10%)及び報告書(30%)により総合的に評価する。
学生へのメッセージ
実習の遵守事項を守り,怪我をしないように.
実習中は実習服を正しく着用すること。実習服を忘れた者は見学させる。評価は0である.
2年生で講義のある機械工作法の内容が実習中いたるところで出てくるから良く注意して実習して欲しい.