授業科目 |
担当教員 |
開講期 |
機械設計製図5
(Machine Design and Drafting 5)
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松田 雄二
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前期
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科目番号 |
対象学年 |
必修・選択の別 |
単位数 |
11850
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5年 機械工学科
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必修
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2単位
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授業目標 これまでに修得してきた、設計製図の技法、水力学および流体機械の知識をベースとして、自分で設計書から作図までを一貫して完成させることを主目標とする。 設計の対象は単段渦巻きポンプとする。個人別の設計仕様による課題について、決められた工程のなかで、設計書および図面を完成する。
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- 教科書
- ポンプの設計 横山 重吉 著 (パワー社)
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- 参考書
- 流体エネルギーと流体機械 大橋 徹 著 (理工学社)
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水力学 宮井 善弘、木田 輝彦、仲谷 仁志 著 (森北出版)
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授業の進め方 個人別仕様(全揚程と流量)に対し、教科書の設計手順に基づいて、工程の期間内に設計・製図を完成させる。
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授業内容
第1週〜第3週 【設計】設計書と工程の説明、設計仕様の決定 @ポンプ口径 A配管直径の決定 B諸損失の見積もり C全揚程の計算 D 回転数の選定 E比速度の計算 F電動機容量算G羽根車の主要寸法選定 <設計書提出> 第4週〜第5週 Hケーシング 1) 吸込みケーシング選定 2) 吐出しケーシングの計算および選定 <設計書提出> 第6週〜第7週 I軸の強度計算および危険速度検討 J軸受けの計算および選定 K軸封部の選定 <全設計書提出> 第8週〜第15週 【製図】組立図の製図 設計書の手直し <組立図提出> 部品図の製図(1) 部品図の製図(2) 部品図の製図(3) 部品図の製図(4) 部品図の製図(5) <設計書、組立図、部品図 提出>
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成績評価の方法 工程に示した設計書ならびに図面の提出期限を重視し、設計書50%、図面50%で評価する。
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学生へのメッセージ 製図の集大成となる5年目の課題を“渦巻きポンプの設計”とした。これまでの4年間で修得した設計・製図の知識を十分に発揮し、水力学(4年通年)や流体機械(5年前期)の知識を応用して、設計で大いに悩み、工夫を凝らして、製図を描き上げたときの達成感を味わって欲しい。
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学習・教育目標(複合融合) |
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学習・教育目標(生物応用化学) |
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