授業科目 担当教員 開講期
デザイン工学演習
(Practice in Design and Manufacturing)
金沢克明、吉川貴士、谷脇充浩 前期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
11805 2年 機械工学科 選択 1単位
授業目標
与えられた課題(ルール)を満足するミニロボットの製作を通じて、目標・計画・製作・コンテスト・評価の一連の流れを体験する。またアイデアの3次元的具現化(もの作り)の困難さを学び、計画力、問題解決能力の向上を大きな目的とする。さらに、作業報告書、自己評価および他者評価方法を習得する。
教科書
ロボット製作のキーワード  清弘智昭、鈴木昇 著  オーム社
参考書
たのしくできるやさしいメカトロ工作  小峯龍男 著  東京電機大学出版局
はじめてのロボコンマニュアル  森政弘 監修、鈴木泰博 編著  オーム社
授業の進め方
各チームで与えられた課題(ルール)を満足するミニロボットの製作を行なう。
授業内容
1 デザイン工学演習の進め方、評価方法およびテーマ(ルール)の説明
2 ブレーンストーミングによる作製するロボットのアイデアの創出
3 コンセプト、アイデア、形状など決定
4 計画書
5 組立図の作成
6 部品図面の作成
7 部品加工
8 ロボット組み立て
9 テストラン
10 問題点などのレポート
11 問題点の改良工夫
12 コンテスト
13 設計書完成
14 自己評価
15 期末試験
成績評価の方法
作製ロボットのプレゼンテーション10%、設計書(役割分担・計画表10%、作業報告書10%、製作図面10%、班報告書10%)、自己評価30%、テスト20%
学生へのメッセージ
本教科では1年のデザイン工学基礎で学んだ学生自らが学習目標を立て、努力し、自己評価をするというスタイルで行ないます。また、班員において分担内容が異なるため、自己評価における該当する評価細目なども異なります。各自意欲を持って取り組んで下さい。