授業科目 担当教員 開講期
材料力学 2
(Strength of Materials 2)
北住 順一 通年
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
11200 4年 機械工学科   2単位
授業目標
 真直ばりの変形について、たわみの基礎微分方程式を誘導し、各種のはりのたわみを求める。
 組合せ応力(二軸、三軸応力)についてはモールの応力円を併用してその内容を理解する。
 ひずみエネルギーの概念、カスティリアノの定理、マックスウェルの定理を理解し、具体的問題の解決の応用力を養成する。
教科書
材料力学(第3版)  黒木 剛司郎著   (森北出版)
配布資料
参考書
材料力学 (第T巻)、(第U巻)  渥美、鈴木、三ケ田共著  (森北出版)
材料力学 (上巻)  中原一郎著  (養賢堂)
その他多数
授業の進め方
 教科書・配布資料・板書を中心に講義を進め、内容の理解と応用力の養成のため適宜問題演習を行う。
授業内容
前期 後期
1 真直ばりのたわみの基礎方程式 1 組合せ応力における応力とひずみの関係
2 片持ちばりのたわみ 2 弾性係数間の関係
3 両端支持ばりのたわみ 3 平面ひずみ
4 面積モーメント法による解法 4 ひずみ計による応力測定の原理
5 問題演習 5 内圧を受ける薄肉円筒
6 不静定ばり 6 曲げとねじりの組合せ
7 問題演習 7 問題演習
8 中間試験 8 中間試験
9 引張りを受ける真直棒の斜断面の応力 9 ひずみエネルギー
10 二軸応力、主応力、主面、主軸、主せん断応力 10 衝撃応力、問題演習
11 二軸応力、モールの応力円 11 カスティリアノの定理
12 単純せん断、三軸応力 12 マックスウェルの定理
13 三軸応力、問題演習 13 三軸応力におけるひずみエネルギー、問題演習
14 問題演習 14 問題演習
15 期末試験 15 期末試験
成績評価の方法
 定期試験ごとに、定期試験を80%、平常点(問題演習・宿題等)を20%として評価する。年4回の評価の平均を学年の評価とする。
学生へのメッセージ
 材料力学1より続く内容である。
 はりの変形についてはその解法を十分に習得すること。各種機械の設計等おいてその知識が必要である組合せ応力状態について理解し、さらに応用範囲の広い゜ひずみエネルギーについても十分な理解が不可欠である。
 材料力学3に続く。
学習・教育目標(複合融合) B 学習・教育目標(生物応用化学)