授業科目 担当教員 開講期
応用数学
(Applied Mathematics B)
川崎 宏一 前期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
11112 4年 機械工学科  選択 1単位
授業目標
工学・生産技術の基礎となる各分野についての基本知識を理解・定着させるとを目標とする。同時に、工学・生産技術への応用力を養成すること、即ち、数学ユーザーとしての問題解決能力を身につけることも目標とする。また、基礎学力の回復・維持、学生のモラル向上も目標とする。
教科書
確率統計  田河生長 他 著  (大日本図書)
参考書
新編高専の数学1・2 田代嘉宏・難波完爾編(森北出版)
授業の進め方
次の3点により、学習内容の定着を図り、実力の養成を目指す。(1)トレーニング主体とし、手を動かし自ら考える演習を行う。(2)作図を多く取り入れ、数式理解に、図による理解を結合し、総合的理解を図る。(3)応用例や実用例に言及し、幅広い知識を与える。併せて、常にモラル教育を意識し、教員と学生の緊張のある信頼関係を築き、学習効果を増す。
授業内容
1 授業の進め方、1変数データの整理:度数分布
2 1変数データの整理:代表値
3 1変数データの整理:散布度
4 2変数データの整理:相関グラフ
5 2変数データの整理:相関係数
6 1変数データの整理:計算機処理
7 2変数データの整理:計算機処理
8 中間試験
9 確率の定義と性質:確率の定義
10 確率変数と確率分布:確率の基本性質
11 確率変数と確率分布:条件つき確率と事象の独立
12 確率変数と確率分布:確率変数、二項分布
13 確率変数と確率分布:ポアソン分布
14 確率変数と確率分布:正規分布
15 期末試験
成績評価の方法
定期試験を60%、小テスト・問題演習・課題提出物・授業中の質疑応答を40%として評価する。
学生へのメッセージ
本授業は工学・生産技術の基礎であり、将来の応用範囲は広い。基本事項とともに、応用例や実用例に極力言及するので、実社会・日常での事例にも関心を持ち、基礎・応用両面での理解を深めること。授業内容の定着を図るために演習を取り入れるので、積極的に参加すること。授業中のマナーに気をつけて授業への集中に努力することも含め、毎回の授業を大切に受けること。学習に取り組む意義をよく考え、知識と心の両面において成長を図ること。
学習・教育目標(複合融合)  A1 学習・教育目標(生物応用化学)