授業科目 担当教員 開講期
環境と人間
(Environment and Human Society)
松田 雄二・馬淵 眞人・桑田 茂樹・谷 耕治 前期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
18537 5年 全学科   1単位
授業目標
 宇宙から見た地球環境とは何か、人類と生態系との関係、利便性の追求と公害の発生、エネルギー問題、環境政策を具体例を参考にしながら学ぶ。さらに未来に向けて人類はどう対処すべきか考察する能力を涵養する。
教科書
教科書なし、プリントとビデオ教材を使用。
参考書
地球汚染1,2  NHK取材班著  (日本放送協会)
日本放送協会地球は救えるか1,2  NHK取材班著  (日本放送協会)
環境とエネルギー  安藤淳平著  (東京化学同人)
地球温暖化の時代  スティーブン・H・シュナイダー著  (ダイヤモンド社)
地球と人類は持続するか  高辻正基著  (裳華房)
エントロピーの法則  J.リフキン著  (詳伝社)
沈黙の春  レイチェル・カーソン著  (新潮社)
他多数
授業の進め方
ビデオとプリントをもとに講義する。
授業内容
1 地球の歴史・地球環境問題とは何か(松田)
2 地球の仕組み(エントロピーの法則)(松田)
3 人類と生態系(松田)
4 利便性の追求・自動車社会の功罪(桑田)
5 地球温暖化とは何か(桑田)
6 砂漠化、オゾンホール(桑田)
7 生物多様性の保全(桑田)
8 公害の発生(馬淵)
9 新居浜の公害と対策(馬淵)
10 原子力の光と影(馬淵)
11 プルトニュウムと私たち(馬淵)
12 ミクロコスモス(谷)
13 ゴミ問題(谷)
14 日本の環境政策(谷)
15 不確実な未来へ向けて(谷)
成績評価の方法
期末試験50%、小テスト・提出物50%等で評価する。
学生へのメッセージ
 エネルギーを大量消費することにより現在の我々の生活が成り立っています。熱力学的に考えると、このままでは近い将来現在のエネルギー大量消費生活が破綻することは明らかです。自分たちの置かれている立場を理解し、持続可能な社会とは何かを考え、自ら積極的に行動する社会人となってほしい。
学習・教育目標(デザイン工学)   学習・教育目標(生物応用化学) A-1、D-3