授業科目 担当教員 開講期
数学B-2
(Mathematics B-2)
小山一夫・篠原賢剛・西谷郁夫・鈴木博之 通年
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
18240 2年 全学科 必修 2単位
授業目標
平面や空間上の基本的な図形、物理の理解に欠かせないベクトルを学習する。また、基本的な行列の計算ができるようにする。さらに、日常よく使われる個数の処理も学習する。
教科書
新編高専の数学1,2(第2版) 田代嘉宏、難波完爾 編 (森北出版)
参考書
新編高専の数学1,2問題集(第2版) 田代嘉宏 編 (森北出版)
授業の進め方
教科書・プリント・板書を中心に講義と問題演習を行う。理解を確認するため,授業中に小試験を実施する。
授業内容
前期 後期
1 授業の進め方の説明 (1巻§17 不等式と領域) 不等式の表す領域 1 直線と法線ベクトル
2 領域における最大・最小 2 円とベクトル
3 (§19 場合の数と二項定理) 場合の数 3 問題演習
4 順列 4 (§13 空間のベクトルと図形) 空間の座標
5 組合せ 5 空間のベクトルの成分
6 二項定理 6 内積
7 問題演習 7 直線の方程式
8 中間試験 8 中間試験
9 (2巻§11 ベクトル) ベクトル 9 平面の方程式
10 ベクトルの演算(1) 10 球の方程式
11 ベクトルの演算(2) 11 問題演習
12 ベクトルの内積 12 (§14 行列) 行列、行列の積
13 (§12 平面のベクトルと図形) ベクトル 13 逆行列
14 直線とベクトル 14 連立1次方程式
15 期末試験 15 期末試験
成績評価の方法
4回の定期試験を60%、平常点を40%として総合的に評価する。平常点は、小試験、課題提出、授業態度をほぼ同等に評価する。
学生へのメッセージ
数学B-2で学ぶ範囲は広く、また線形代数、重積分、確率、ベクトル解析などの基礎となっている。授業をよく聴き、自分の力で問題をたくさん解いて理解を深め、計算力をつけてもらいたい。授業だけでなく、家庭や寮での学習が必要であることは言うまでもない。どうしてもわからないときは質問してもらいたい。