授業科目 担当教員 開講期
数学A-3-2
(MatheamticsA-3-2)
千葉克夫・西谷郁夫・佐々木啓智 後期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
18223 3年 全学科 必修 2単位
授業目標
工学技術者の基礎知識として不可欠の微分積分学について、さらに学習する。合わせて数学的思考の鍛錬により教養の涵養を行う。本講義では2変数の微分・積分、すなわち、偏微分、重積分を学習する。最後に複素数平面とオイラーの公式を学習する。
教科書
新編高専の数学3(第2版)田代嘉宏・難波完爾編(森北出版)
参考書
必要な学生には個別に指導する。参考:CD-ROMで学ぶ河合塾シリーズ/数学
授業の進め方
教科書、補助プリントを用いて講義をする。問題演習を時間の許す限り頻繁に行い、学生に解答を板書させる。
授業内容
1 学習の心構え、授業の概要、2変数関数
2 偏導関数、合成関数の偏導関数
3 2変数関数の平均値の定理、極大・極小
4 陰関数定理、条件付き極大・極小
5 おもな関数の不定積分
6 分数関数の積分
7 和の極限としての定積分
8 中間試験
9 面積・体積、曲線の長さ
10 広義積分
11 重積分
12 極座標による重積分
13 複素数と演算、複素数平面、ド・モアブルの定理
14 図形への応用、オイラーの公式
15 期末試験
成績評価の方法
中間・期末の2回の定期試験を60%、平常点を40%として評価する。
学生へのメッセージ
学校での勉強のほかに家庭や寮での復習も必要である。宿題を頻繁に出すので、必ず帰って勉強して、理解を確実にしておくこと。わからない部分をそのままにしていては先に進めないので、授業中によくわからなかった事やできなかった問題が出てきたら必ず質問に来ること。授業ノートや宿題提出も評価の重要な対象になる。