授業科目 担当教員 開講期
数学A-3-1
(MathematicsA-3-1)
千葉克夫・西谷郁夫・佐々木啓智 前期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
18222 3年 全学科 必修 2単位
授業目標
工学技術者の基礎知識として不可欠の微分積分学について数学A-2に引き続いて学習する。合わせて数学的思考の鍛錬により教養の涵養を行う。前半は、定積分の計算、面積、体積、物理への応用を扱い、後半はテイラーの定理を目標に、微分法をより理論的に学習する。
教科書
新編高専の数学2(第2版)田代嘉宏・難波完爾編(森北出版)、同問題集2同(同)
参考書
必要な学生には個別に指導する。参考:CD-ROMで学ぶ河合塾シリーズ/数学
授業の進め方
教科書、補助プリントを用いて講義をする。問題演習を時間の許す限り頻繁に行い、学生に解答を板書させる。
授業内容
1 学習の心構え、授業の概要、定積分の定義
2 置換積分法
3 部分積分法
4 面積の計算
5 体積の計算   以上、教科書は高専の数学2
6 2次導関数と曲線の凹凸
7 逆関数、逆三角関数と導関数
8 中間試験
9 曲線の媒介変数方程式
10 極座標と曲線
11 平均値の定理
12 不定形の極限値
13 べき級数、高次導関数
14 テイラーの定理
15 期末試験 以上、教科書は高専の数学3
成績評価の方法
中間・期末の2回の定期試験を60%、平常点を40%として評価する。
学生へのメッセージ
学校での勉強のほかに家庭や寮での復習も必要である。宿題を頻繁に出すので、必ず帰って勉強して、理解を確実にしておくこと。わからない部分をそのままにしていては先に進めないので、授業中によくわからなかった事やできなかった問題が出てきたら必ず質問に来ること。授業ノートや宿題提出も評価の重要な対象になる。