授業科目 担当教員 開講期
機械工学概論3
(Introduction to the Mechanical Engineering 3)
上出 拓郎 後期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
12493 4年  電気工学科 必履修 1単位
授業目標
(1)種々の構造物の形状と寸法がどのように決められるのか理解させる。
(2)パーソナルコンピュータ計算に適した問題のアプローチ方法を学ぶ。
(3)実際的に設計現場で行われている、現実的にシンプルに処理するコツを会得する。
教科書
機械工学概論3  上出拓郎 著  (新研マシナリー)
参考書
計算公式チャート
授業の進め方
原理を説明し、例題を解いて考え方を示したのちに、学生が自分で練習問題を解く。ベクトル計算を必要とする問題、断面2次モーメント計算など、EXCELで計算するのに適した演習問題についてはコンピュータ室で授業を行う。
授業内容
1  応力・ひずみとフックの法則
2  図(直感)による2D構造物問題
3  許容応力と許容荷重:タンク,パイプ
4  ケーブルにかかる荷重 水平に等間隔に複数の錘がある場合 吊り橋 
5  ケーブルに沿って等間隔に複数の錘がある場合 懸垂線
6  通信タワー 風車タワー
7  引張と圧縮の不静定の問題:1D問題 2D問題
8  中間試験
9  曲げモーメント
10  断面2次モーメント
11  曲げ応力
12  たわみ基礎式
13  軸のねじり トルクとせん断応力
14  軸のねじり トルクとねじり変形
15  期末試験
成績評価の方法
試験点を 50%、レポートを40%、黒板での課題の発表の方法を点10%で評価する。
学生へのメッセージ
 練習問題を解く場合、必要に応じ、適切な図・ダイヤグラムを描画し視覚的な理解を促進すること。 回答作業にはステップバイステップの説明を挿入すること。 機械的に公式に入れただけの回答は低く採点する。 では健闘を祈る。
なお、本科目はJABEE認定プログラム電子工学コースの学習・教育目標(B)に関する能力を培う。なお、この科目は電気主任技術者学校認定に必要な科目の1つである。
学習・教育目標(デザイン工学)   学習・教育目標(生物応用化学)