授業科目 担当教員 開講期
電気回路演習2
(Exercises in Electric Circuits 2)
皆本 佳計 前期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
12352 4年 電気工学科  必履修 1単位
授業目標
過渡現象の考え方からはじめ、基本的な電気回路の過渡現象について学習する。
また、2端子対回路についても学習する。

様々な電気回路の過渡現象の問題が解けることと、2端子対回路定数を求め、応用できることを目標とする。
教科書
交流理論  小郷 寛著  (電気学会)
参考書
なし
授業の進め方
 教科書に沿って進めるが、省略する部分もある。ノートをきちんと取るように。試験はノート内容中心に出題する。また、区切りのいいところでできるだけ多く確認小テストを行う。
授業内容
1 これまでの電気回路と過渡現象の違いについて
2 直流電源回路の過渡現象 RL回路
3 直流電源回路の過渡現象 RL回路(電源除去)
4 直流電源回路の過渡現象 RC回路
5 直流電源回路の過渡現象 RC回路(電源除去)
6 直流電源回路の過渡現象 LC回路
7 直流電源回路の過渡現象 RLC回路
8 前期中間試験
9 初期値問題
10 交流回路の過渡現象
11 2端子対回路(概論)
12 2端子対回路(Y行列、Z行列)
13 2端子対回路(F行列)
14 2端子対回路(並列接続など)
15 前期末試験
成績評価の方法
評価は、確認小テスト20%と定期試験80%の割合で行う。
学生へのメッセージ
電気回路の問題を解くことは、電気電子工学の重要な基礎能力の一つであり、将来、いずれの分野を専攻しても、要求されるものである。できる限り多くの演習問題に接して、問題を解く要領を会得してほしい。電気工事士・電気主任技術者関連科目である。
学習・教育目標(デザイン工学) B 学習・教育目標(生物応用化学)