授業科目 担当教員 開講期
電気回路 4
(Electric Circuit 4)
今井 伸明 後期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
13231 4年 電子制御工学科(D)  必履修 1単位
授業目標
3年生において修得した微分方程式の解法や制御工学で学んだラプラス変換な
どの手法を用いて電気回路の過渡現象を解き、その現象の物理的意味を明らか
にする。
教科書
交流理論  小郷寛 著  電気学会 および 配布資料を基にする。
参考書
電気回路演習(下)  大下真二郎 著  共立出版
授業の進め方
黒板での演習と理解度テスト等で一区切りの内容を確実に理解させながら進める。
 RL,RC,おおよびRLC回路における過渡現象問題が、通常の微分方程式を基にした解法およびラプラス変換などを基に
解けるようにすることを目標とする。分類B に相当する。
授業内容
1  過渡現象とはどういうものか
2  RL回路の過渡現象1
3  RL回路の過渡現象2
4  RC回路の過渡現象
5  初期条件の考え方
6  直流電源と少し複雑な回路の過渡現象1
7  直流電源と少し複雑な回路の過渡現象2
8  中間試験
9  RC回路と電荷量不変則の応用
10  RLC直列回路の過渡現象1
11  RLC直列回路の過渡現象2
12  LC直列回路の過渡現象
13  交流回路の過渡現象
14  ラプラス変換による過渡現象の解法
15  学年末試験
成績評価の方法
定期試験80%およびレポート20%で評価する。
学生へのメッセージ
微分方程式の解法や制御工学で学んだラプラス変換の基礎知識が必要となる。
微分方程式の解法およびラプラス変換についてよく理解をしておくこと。