授業科目 担当教員 開講期
電気磁気学1
(Electromagnetics 1)
出口 幹雄 後期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
13190 3年  電子制御工学科 必履修 1単位
授業目標
電気・電子工学にまつわる技術は全て、その基本原理を電磁気学の範疇にまで遡って考えることができる。本科目では、エレクトロニクスへの応用を見据えた上で、その基礎となる電気・磁気の性質について理解を深め、静電界に関する基本的な問題の解法を身につけることを目標とする。
教科書
[入門]電磁気学 平井 紀光著  ムイスリ出版
参考書
電磁気学演習  後藤 憲一・山崎 修一郎 共編  共立出版 電磁気学  後藤尚久著  コロナ社
授業の進め方
主に板書・プリントを中心に、必要に応じて演習・演示実験を交えて講義を進める。
授業内容
1  電荷と電界
2  物質の電気的性質  クーロンの法則
3  静電誘導
4  ガウスの法則
5  電気力線
6  仕事と電位
7  電位差
8  <後期中間試験>
9  電界 電気双極子
10  様々な帯電体による電界
11  静電容量
12  静電容量の計算
13  電位係数と容量係数
14  電界に蓄えられるエネルギー
15 <後期末試験>
成績評価の方法
定期試験の成績で評価する。
学生へのメッセージ
電磁気学は、電気・電子工学にまつわるあらゆる事柄全てに、その基礎として密接に関わっている。講義中に解説する内容は基礎的なレベルに終始するが、これが実用的な観点では実際の物とどのように関わっているか、という見方を常に心掛けるようにされたい。