授業科目 担当教員 開講期
生産工学ゼミナール1
(Seminar on Production Engineering 1)
吉川 貴士・宮田 剛  通年
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
61921-1 1年 生産工学専攻
(機械工学コース)
必修 2単位
授業目標
前期では、数多くの英語の専門書や文献を読解し、内容について議論させる能力を養うことを目的とする。後期では、バーバラミントの「ピラミッド・プリンシプル」に従って、論理的に考える・論理的に書く・論理的に話す技術を習得し、プレゼンテーションやレポート作成の基礎を築くことを目的としている。
教科書
考える技術・書く技術  バーバラ・ミント 著  (ダイヤモンド社)
LabVIEW Technical Resource  (LTR Publishing, Inc.)
参考書
理科系の作文技術  木下是雄 著  (中公新書)
理科系のための英文作法  杉原厚吉 著  (中公新書)
LabVIEWテキスト  (ソニー・テクトロニクス株式会社)
授業の進め方
前期では、LabVIEWの英語テキストおよび雑誌LTR(LabVIEW Technical Resource)の翻訳をし、内容について紹介・議論する。また、LabVIEWによる制御プログラムについて理解および操作を習得する。
後期では、授業は教科書を中心に進めてゆく。課題を4回与える。
授業内容
前期
1. LabVIEW総説
2. VIとは
3. サブVI
4. データ集録
5. ループとチャート
6. 配列とファイルI/O
7. 配列関数とグラフ
8. データ集録からグラフ表示への応用
9. 文字列、クラスターとエラー処理
10. ケースストラクチャ、シーケンスストラクチャとフォーミュラノード
11. 印刷と文書化
12. 基本プログラミングアーキテクチャ
13. リモートフロントパネル
14. ローカル変数とグローバル変数
15. プロパティノードとバイナリファイルI/O

後期
1. ピラミッド構造総説
2. ピラミッドの内部構造
3. ピラミッド構造の作り方
4. 導入部の構成
5. 導入部の構成事例
6. 演繹法と帰納法
7. ロジックの順序
8. グループ内の考えの要約
9. 問題定義
10. 問題分析
11. 問題分析の事例
12. 文書構成とピラミッド構造
13. 文書表現とピラミッド構造
14. 文書作成の事例
15. まとめ
成績評価の方法
前期は毎回、日本語訳70%、内容理解30%であわせて評価する。
後期は授業態度を30%、課題70%であわせて評価する。
学生へのメッセージ
前期では、英語のマニュアルや報告書をしっかり理解して欲しい。「内容を理解するために英文を訳す」ということを心がけ、意味の通じない訳については、担当教官等に質問すること。
後期では、S(状況)、C(複雑化)、Q(疑問)、A(解決)を論文から素早く読み取れるようになってほしい。
学習・教育目標(デザイン工学) E1,E2 学習・教育目標(生物応用化学)