授業科目 担当教員 開講期
センサー工学
(Sensor Technology)
真鍋 昌裕 後期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
61161 2年 生産工学専攻 選択(SM) 2単位
授業目標
センサーを使いこなす技術者を育てるということを主眼にして、各種センサーの応答原理を物理・化学の法則と結びつけて理解させる。発表形式の授業により、自己啓発、プレゼンテーション能力の向上を計ることを目的とする。
教科書
トコトンやさしいセンサの本  山崎弘郎 著  (日刊工業新聞社)
参考書
センサとその応用  一ノ瀬昇、小林哲二 編  (総合電子出版社)
基礎センサ工学  高橋清、伊東謙太郎 著  (電気学会)
授業の進め方
次の手順で授業を進める。
 1)学生が発表テーマ(センサー)を選択し、その要旨(A4版2頁)を担当教官に前以て提出する。 
 2)担当教官はその要旨に関するコメントを返す。手段は学内LAN等を使う。 
 3)学生は教官のコメントを考慮して、発表内容の充実を図る。
 4)発表内容はセンサの作動原理と応用に注意を払う。
 5)発表手段はA4版2頁のプリントの配布を基本とし、それに加えて、OHP、パワーポイントなどを利用して理解が得られるよう工夫する。
 6)発表の際には学生間で質疑応答を行う。常に原理と応用の立場を心がけて、討論しながら授業を進める。
 7)疑問が残った場合はその点を宿題にし、次回に、担当者が解説する。 
 8)発表内容の関連事項について教科書を使って解説を加え、また、視点を変えるなどして、理解を深める。
 9)発表回数は受講者数によって決まる。
 10)期末には試験を行う。
授業内容
第1週 ガイダンス、 授業の進め方の説明とテーマ選択、調べ方、発表に関する留意事項
第2週 センサーとは何か
第3週 センサーの分類
第4週 センサーとデータ処理の関係
第5週〜第14週 各自が選択したセンサーについて発表(質疑応答を含めてひとり1時間程度)
第15週 期末試験 
成績評価の方法
試験30%と発表(原稿のまとめ方、表現法、質問内容、理解度 など)70%として評価する。
学生へのメッセージ
センサーの応答原理を理解するためには、物理・化学の基本的な法則の理解が必要である(復習しておくこと)。常に応用を意識して、この授業に臨んで欲しい。教科書はセンサーの応用を考えるうえで役立つはずである。
学習・教育目標(デザイン工学)   学習・教育目標(生物応用化学) B-4, C-1, D-3