授業科目 担当教員 開講期
デザインテクノロジー
(Design Technology)
吉川貴士 前期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
61120 2年 生産工学専攻
(機械工学コース)
選択(SM-M〕 2単位
授業目標
商品やシステム開発における開発テーマの発見法(創造力)および設計における評価方法を理解し、活用できる。また、論理的プレゼンテーション法を習得する。
教科書
開発設計工学  中沢弘 著  (工業調査会)
参考書
Design CAD 2D/3D 取扱説明書  (エリント)
創造力育成の方法 塚本真也 著 (森北出版)
授業の進め方
講義と演習を織り交ぜて行なう。
設計開発を行う際のテーマの発見法(創造力)および設計の評価方法については講義の後、実際に演習を行う。3次元CADについては各自取扱説明書を読みながら、学生同士で、いろいろな機能について情報交換しながら使用し、テーマを代表する描画図を完成させる。
プレゼンテーションについては、プレゼンテーションツールの使用および3次元CADによる図形の挿入が条件であり、それらを含む論理的プレゼンテーションを行い、評価を受ける。
授業内容
1 授業の進め方および採点方法の説明、発想法の説明
2 メタコンセプト法、ブレーンストーミング法、メカニカル発想法
3 設計開発工学、開発手法
4 種々の評価方法(コスト・ベネフィット・アナリシス法、点数評価法、情報積算法)
5 3次元CADの使用方法
6 3次元CADを用いたアイデアの具現化
7 アイデアの具現化
8 論理的プレゼンテーション法
9 プレゼンテーションツールの使用方法
10 プレゼンテーションの準備
11 プレゼンテーション
12 CAD技能の向上およびアイデアの詳細図示化
13 情報積算法
14 プレゼンテーションおよび他者評価
15 期末試験
成績評価の方法
期末試験40%、3次元CAD技能20%、プレゼンテーション能力(時間、態度・姿勢、見やすさ、解り易さ(論理性))40%の比率で総合的に評価する。
学生へのメッセージ
3D-CADについては実際に操作しないと習得できないので、課外時間を利用し、各自で演習して下さい。
この科目は本科1年のデザイン工学基礎から始まり、デザイン工学演習、CAD製図などの基礎知識や卒業研究などを通じて得られた体験をもとに、論理的に各種の手法を学ぶ。
学習・教育目標(デザイン工学) C 学習・教育目標(生物応用化学)