専攻科修了認定の方針(ディプロマ・ポリシー)

 新居浜高専専攻科は,専攻における教育上の目的を達成するため,所定の在学期間において,以下に定める工学基礎知識,専門知識,問題解決能力,教養,コミュニケーション能力を身につけ,所定の単位を修得した学生に修了を認定します.

 

(1)生産工学専攻

(教育上の目的)

 生産工学専攻では,高等専門学校の課程における機械・材料系学科の5年間の教育を基礎として,その上に高度な技術社会に対応できる幅広い専門的知識を有し,国際的に活躍できる技術者を育成することを目的とする.機械工学コースでは,基礎知識を有機的に組合せ,ICT技術を活用する能力を持ち,広範な工業分野のニーズに対応できるアイデアを生み出す能力を持つ技術者を育成する.環境材料工学コースでは,環境問題や循環型社会に配慮しつつ,材料工学に関する専門知識と技術を有し,ものづくりに応用できる技術者を育成する.

(身につける能力)

A.工学基礎知識:機械工学・材料工学分野の高度な知識を学ぶために必要な数学,自然科学,情報技術の知識を身につけ,専門分野の理解に応用できる.

B.専門知識:機械工学・材料工学分野の知識・技術を修得し,それらを実践的に応用できる.

C.問題解決能力:機械工学・材料工学分野の知識を活用して,課題発見と問題解決に向けて自主的に考え,他者と協働して計画を立案・実行できる.

D.教養:豊かな教養と正しい倫理観を持ち,技術が社会や自然環境に及ぼす影響に配慮できる多面的思考力を身につけ,技術者としての責任を自覚できる.

E.コミュニケーション能力:日本語による論理的な文章表現およびプレゼンテーションができ,国際的なコミュニケーションを円滑に行うための基礎となる英語を理解し,表現することができる.

 

(2)生物応用化学専攻

 (教育上の目的)

 生物応用化学専攻では,高等専門学校の課程における化学・生物系学科の5年間の教育を基礎として,その上に化学および生物工学を中心とした深い知識と社会環境を考えながら主体的に活動できる能力を持ち,国際的に活躍できる技術者を育成することを目的とする.

 (身につける能力)

A.工学基礎知識:化学・生物工学分野の高度な知識を学ぶために必要な数学,自然科学,情報技術の知識を身につけ,専門分野の理解に応用できる.

B.専門知識:化学・生物工学分野の高度な知識・技術を修得し,それらを実践的に応用できる.

C.問題解決能力:化学・生物工学分野の高度な知識を活用して,課題発見と問題解決に向けて自主的に考え,他者と協働して計画を立案・実行できる.

D.教養:豊かな教養と正しい倫理観を持ち,技術が社会や自然環境に及ぼす影響に配慮できる多面的思考力を身につけ,技術者としての責任を自覚できる.

E.コミュニケーション能力:日本語による論理的な文章表現およびプレゼンテーションができ,国際的なコミュニケーションを円滑に行うための基礎となる英語を理解し,表現することができる.

 

(3)電子工学専攻

(教育上の目的)

 電子工学専攻では,高等専門学校の課程における電気・電子・情報系学科の5年間の教育を基礎として,その上に電子機器や制御機器の設計開発に不可欠な幅広い専門知識・技術とそれを応用する能力を有し,国際的に活躍できる技術者を育成することを目的とする.

(身につける能力)

A.工学基礎知識:電気・電子・情報工学分野の高度な知識を学ぶために必要な数学,自然科学の知識を身につけ,専門分野の理解に応用できる.

B.専門知識:電気・電子・情報工学分野の高度な知識・技術を修得し,それらを実践的に応用できる.

C.問題解決能力:電気・電子・情報工学分野の高度な知識を活用して,課題発見と問題解決に向けて自主的に考え,他者と協働して計画を立案・実行できる.

D.教養:豊かな教養と正しい倫理観を持ち,技術が社会や自然環境に及ぼす影響に配慮できる多面的思考力を身につけ,技術者としての責任を自覚できる.

E.コミュニケーション能力:日本語による論理的な文章表現およびプレゼンテーションができ,国際的なコミュニケーションを円滑に行うための基礎となる英語を理解し,表現することができる.