高専アイデア通りプロジェクト 平家落人伝説の地 四国中央市切山地区
落ち武者案内ロボットが遂に完成しました。

 数々の平家伝説にまつわる観光スポット「四国中央市切山地区」を案内する、平家落ち武者の格好をしたロボットが完成し、4月9日(日)にお披露目をしました。

 このロボットは、台の上に、平家落ち武者の上半身が載った形で、高さは約180センチです。ほぼ等身大のヒューマノイド・ロボットで、腕や手はもちろん、顔の目と口が動きます。観光スポットを案内する音声に合わせてロボットが動き、切山地区の絵地図パネルのスポットが説明に合わせて点滅します。本校電子制御工学科5年生が卒業研究として製作に関わり、下級生も課外活動として衣装の製作に参加するなど、地域と学生が連携したプロジェクトとなっております。製作費用については、地元の平家遺跡保存会と学校で負担しました。


 お披露目には、切山地区の住民やマスコミの人たちがたくさん集まりました。ロボットが動き出し、観光スポットを案内すると、
「すごい!」,「よくできてる」
といった、驚きと喜びの声が聞かれました。
切山地区の自治会長にお話を伺うと、「このロボットは、切山地区の活性化に貢献してくれる。高専の株が上がりましたよ。」というコメントをいただきました。


切山地区案内ロボットプロジェクトでは、これまでも様々な活動してきました。
音声案内装置の設置(平成16年6月)
文字情報による案内装置の設置(平成17年5月)


製作する電子制御工学科の学生

製作途中のロボット


お披露目にはたくさんの人が集まりました。


地元の自治会長と出口助教授の握手
 落ち武者ロボットの動画(948kb:wmv)
※動画をご覧いただくには、windows media playerが必要です。

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