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【9/10〜11】岡山県倉敷市において、本校初の県外出前授業を行いました。

 9月10日(木)〜11日(金)の2日間、学生主体型の出前授業を、岡山県倉敷市児島にある下津井西小学校及び琴浦西小学校において行いました。本校が県外の学校において出前授業を行うのは初の試みであり、生物応用化学科 桑田茂樹教授 西井靖博准教授の引率のもと、同学科の学生6名が参加しました。なお、本取り組みはJSPS科研費25350219の助成を受けたものです。

 下津井西小学校は全校児童65名で、1〜6年生全員を対象に出前授業を行いました。授業の内容としては、身近な物を使って電池を作る実験と液体窒素を使った実験を行い、児童達は理科実験に大変興味を示していました。また、指導した本校の学生も一緒に楽しく実験を行いました。この小学校は瀬戸内海に面した漁村にある学校で、普段科学イベントなどに参加する機会が少ないと校長先生からお聞きし、出前授業の重要性、意義を一層強く感じる貴重な機会となりました。

 琴浦西小学校では、身近な電池の実験を5年生2クラスに行いました。児童達はとても積極的に参加し、大いに盛り上がった出前授業となりました。また、参加した本校の学生が同小学校の卒業生であり、理科室を懐かしがるとともに、後輩達への指導についても力が入っていました。

【下津井西小学校での様子】

本校学生が司会をしました。
液体窒素を使った実験の様子

 身近にある野菜や果物、バーベキューなどに使う備長炭を用いて電池を作り、モーターやオルゴールを鳴らして、電池の性能比べをしました。

 液体窒素を使った実験では、校庭にある葉っぱや草を瞬時に凍らせてバラバラにする実験や、バナナで釘を打ったりボールを凍らせて粉砕する実験をしました。

【琴浦西小学校での様子】

同小学校卒業生(現本校学生)が参加しました!(写真奥)
楽しかった人は手を挙げて!

9/10(木)
倉敷市立下津井西小学校(岡山県倉敷市下津井1丁目17−16)
5時間目(14:00〜14:55) 1〜3年生(32名)
6時間目(15:05〜16:00)4〜6年生(33名)

9/11(金)
倉敷市立琴浦西小学校(岡山県倉敷市児島下の町5丁目4−5)
2時間目(9:45〜10:20) 5年1組(約40名)
3時間目(10:50〜11:35) 5年2組(約40名)

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