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【8/19】小・中学校理科教員 夏季実技研修会を開催しました。

 8月19日(火)、小・中学校の理科教員を対象に夏季実技研修会(後援 新居浜市教育委員会)を開催しました。本研修会は、児童生徒の理科や科学技術に対する興味関心を高め、知的探求心を育成することを目的としており、教員に理科実験や専門的な内容を紹介する機会として、毎年開催しているもので、今回は15名の参加がありました。

 本年度は、「生徒の興味を引くのに役立つかもしれない、ちょっとした教材の作製」と題し、あったら便利だけどなかなか作れない小物教材の作製を行いました。

 午前の研修では、ものづくり教育支援センターの松英達也副センター長が講師となり、加工硬化と焼きなましを体感できる銅線を使った実験や、配線カバー、ネオジウム磁石、硬球等で作成するガウス加速器の製作等を行いました。

 午後の研修では、同センターの松田雄二センター長から、ウォーク・アロング・グライダーの製作や、気象・天体分野に関する気象衛星画像や天気図の用い方等の紹介がありました。

 その後、昨年度本校に導入された炭酸ガスレーザー加工機、流体実験室、多目的X線測定装置等の大型装置の見学を行い、実際に稼働させた装置を見た参加者からは驚きの声が上がっていました。

 主催したものづくり教育支援センターでは、地域に身近な高専として小・中学校の理科教育の一助となるよう、今後もこのような活動に取り組んでまいります。

研修会の様子
松英副センター長による説明
ガウス加速器
松田センター長による説明
炭酸ガスレーザー加工機
多目的X線測定装置・スパッタ装置
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