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【2/2】「福祉現場における実践的課題解決教育プログラム」中間報告会を開催しました。

 企業技術者等活用プログラム「福祉現場における実践的課題解決教育プログラム」において、昨年10月から本校学生28名が「認知症におけるデジタル回想法の効果について」取り組んできました。

 2月2日(日)に特別養護老人ホームで開催したプログラムの中間報告では、各グループがヒアリングをもとに8名の認知症の方々の半生記をまとめたDVDをご家族や施設職員の方々に披露しました。

 日頃、無表情に近い方が「恥ずかしさ」や「懐かしさ」などの表情を浮かべたことや、「5分とじっとしていられない方が、10分以上見入っていたことに驚いている」などの感想が得られました。また、ご家族の方々からとても喜ばれ、今回の取り組みを通じて、参加した学生は「今の自分たちでも社会の役に立てたこと」を実感できました。

 本プログラムはご家族や施設職員、今回対象とならなかった施設の方からも次年度以降の実施を熱望され、今後も継続して取り組むこととしています。

 今後は、効果の検証を行い、その成果の一部は3月21日(金・祝)の「高専女子フォーラムin四国」(高松市)で報告しますので、そちらにもぜひご参加ください。

会場の様子

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