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【8/7】中学校技術科教員 夏季実技研修会を開催しました。

 8月7日(水)、中学校の技術科教員を対象に夏季実技研修会(後援 新居浜市教育委員会)を開催しました。本研修会は、生徒の科学技術に対する興味や関心を高め、知的探求心を育成することを目的としており、中学校教員に工作等の教材を紹介する機会として、毎年開催しているもので、今回は愛媛県内の技術科教員8名の参加がありました。

 本年度は、「加速度センサプログラマーを用いたプログラミング学習」と「ゲームボードを利用したデジタル通信体験」の紹介を行いました。

 午前の研修では、本校ものづくり教育支援センター技術室の則包早百合技術職員が講師となり、専用のソフトウェアを使用して、音楽を鳴らしたり、傾きによってLEDの点灯を制御するプログラムを作り、身近な機器が動く「計測と制御」の仕組みを体験する実習を行いました。

 午後の研修では、本校電子制御工学科の占部弘治准教授が講師となり、インターネットで文字や画像が確実に伝わるしくみについての体験を、リバーシのゲーム盤を利用して行いました。

 参加者からは、「(加速度センサプログラマーに関して)計測と制御の両方ができる教材として活用できるいいものだと感じた。」、「(デジタル通信体験について)ゲームボードを活用して、通信方法(2進法)を理解させようとする発想がとてもよかった。」などの感想がありました。

 主催した本校ものづくり教育支援センターでは、中学校技術科教育の一助となるよう、今後もこのような活動に取り組んでまいります。

校長挨拶
則包技術職員による説明
加速度センサプログラマー
占部准教授による説明
解読中
松田ものづくり教育支援センター長挨拶
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