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【11/29】第6回未来の夢アイデア・コンテスト最終審査で学生が発表しました。

 「第6回企業に研究開発してほしい未来の夢アイデア・コンテスト」(日本経済新聞社主催、日経サイエンス共催、独立行政法人国立高等専門学校機構後援ほか)で、生産工学専攻2年の青野晃大さんと環境材料工学科4年のアンサール・アブドゥーラさん(アンシャーさん)のアイデアが1次審査を通過し、11月20日(水)、29日(金)にそれぞれ行われた最終審査会でプレゼンテーション発表をしました。

 このコンテストは参加企業から「未来の夢」についてテーマの募集があり、青野さんは株式会社デンソーの「未来から『ありがとう!』と言ってもらえる『魔法の箱』」をテーマに、アンシャーさんは株式会社スリーボンドの「新たなことが実現できる次世代型接着剤 接着剤+α」をテーマにアイデアを応募しました。

 以下に二人のコメントを掲載します。

生産工学専攻2年 青野晃大さん
「安全の灯火 〜車両一体型UAV〜」
 私は交差点等の出会い頭事故を防止するため、センサーを搭載したUAV(ラジコンヘリ)を車両前方に飛ばし、安全を確かめるというアイデアで応募しました。夏休みに情報収集や仕様設定をし、アイデアをできる限り深め、最終審査10組に選ばれました。個人参加の私以外は大学院生等がチームで参加しており、実際に実験や効果の検証を行い、受賞しました。
 今回、多くの同世代のモチベーションの高い学生を見て、『私も、もっと頑張らなければ』と強く感じました。この経験は参加しなければ、得られなかったことなので、応募にあたり苦労も多くありましたが、参加してよかったと思います。このような機会を与えていただきとても感謝しています。
環境材料工学科4年
アンサール・アブドゥーラさん(インドネシア出身)
  「我が生活を電磁波から守りきる
      電磁波を吸収可能な粘着材」
 インターネットでコンテスト募集を知り、留学生仲間とアイデアを出し合い応募したところ、一次審査を通過できました。先輩や先生に相談しながらプレゼンの準備を十分に行い、最終審査会に参加しました。
 最終審査会に参加していた大学生や大学院生のプレゼンに対する情熱やそれを裏付ける幅広い経験と深い知識に圧倒されました。採択には至りませんでしたが、自分に足りない部分を発見でき、全国の学生と交流ができました。
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