【6/26】平成２４年度「愛テクフォーラム」役員会･定期総会および講演会を開催しました。

　６月２６日(火)に、新居浜高専 技術振興協力会「愛テクフォーラム」の平成２４年度役員会・定期総会および講演会を開催しました。

　「愛テクフォーラム」は、愛媛県下の企業、官公庁等や趣意に賛同する個人より構成され、本校と地域社会の連携や地域産業の発展のほか、高専教育の振興を目的として活動しており、現在では特別会員１５団体、法人会員４２社、個人会員７９名、本校学生会員９名を数える組織になっています。

　本年度の総会では、村上信二会長（住友共同電力株式会社）、鈴木幸一校長の挨拶のあと、平成２３年度の事業報告と会計報告が行われました。続いて、平成２４年度の事業計画及び予算案が承認されました。

　また、先に行われた役員会の承認事項として、本年度から新たに平田利實前副会長（ユースエンジニアリング株式会社）が「愛テクフォーラム顧問」に就任し、「愛テクフォーラム」の運営への助言や各種会議へ参加いただけることになり、その旨が報告されました。

村上会長挨拶		校長挨拶
総会の様子

　総会終了後、国立大学法人山口大学 理事･副学長 西田輝夫先生を講師にお招きし、『創薬への道』と題し、特別講演会を開催しました。研究者が薬を開発し、実際に厚生労働省から承認を受けるまでに２０年近くかかることや、西田先生がこれまで研究をされてきた角膜の病気の治療薬開発にまつわるエピソードなどを時々ユーモアを交えながら、分かりやすく講演していただきました。参加者は、薬を開発することの難しさや、当時の医学に対する社会的背景について興味深く聴き入っていました。

　講演会終了後、同会場にて交流会を開催しました。この交流会は、産・学・官交流の「アフターファイブに肩書き抜きで地域を元気にする意欲に燃えた人が集まる場」を目指す『にいはま６：３０倶楽部』と合同で開催したもので、地元企業からも多数の参加があり、穏やかな雰囲気の中、情報交換が行われました。

講演をされる西田理事		熱心に聞く聴講者の方々
聴講者から多数の質問がありました