過去の出来事・話題(2012年)に戻る

【1/22】「冬の七夕コンテスト」に本校から七夕飾りを出展しました。

 1月22日(日)、新居浜市市制75周年記念イベント・はまさいフェスティバルが開催され、そのうち、登道アーケードで行われた「冬の七夕コンテスト」に本校学生が作品を出展し、みごと新居浜商店街連盟賞を受賞しました。

 機械工学科5年生・首藤綱志君らのグループ(機械工学科5年生7名、同学科4年生2名、電気情報工学科2年生1名)が製作したのは、上部の球体を気球に見立て、気球から太鼓台が現れ、気球に吊されたブランコにBigFatペンギン(平成14年度全国高専ロボコン大会エキシビション出場)が乗っているというデザインで、構想から3か月かけて製作した、高専生ならではのユニークな七夕飾りです。

 この七夕飾りの見どころは2つあり、まず1つ目は、気球の中から現れる太鼓台です。電気回路で制御された太鼓台は、3分に一度、気球の内側から外に出てきます。そして外に出てくる前後運動だけでなく、太鼓台は上下にも動き、かき棒をさし上げる様子を表現しています。この動きを表現するために、楕円形の部品を用いたカム機構を取り入れました。

 
楕円形のカム機構

 2つ目は、BigFatペンギンの目がLEDライトになっていることです。BigFatペンギンが乗るブランコの下には、プラスチックのボールを使用して作った風車が取り付けられ、風車が風を受けて回転するとその力で発電し、LEDが点灯します。

 

 学生はこの七夕飾りを製作するにあたり、太鼓台を出現させる仕掛けの調整など試行錯誤を重ね、また、廃材を用いたり重量を軽くするためにアルミ板を使用するなど工夫を凝らしました。

 
過去の出来事・話題(2012年)に戻る