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学生相談に関する研修会を実施(6/8)

「発達障害とポジティブに付き合う〜当事者と相談員としての体験談〜」

 6月8日(水)、本校第一会議室において、漫画家であり新居浜市こども発達支援センター相談員として活動されている、あーささんを講師にお迎えし、「発達障害とポジティブに付き合う〜当事者と相談員としての体験談〜」と題して本校教職員を対象に学生相談に関する研修会を実施しました。

 この研修会は、自身も発達障害のひとつであるADHD(注意欠如・多動性障害)をもつあーささんに、当事者の立場から障害をどうとらえ、どのような支援を望むのか語っていただき、本校の特別支援教育のあり方を考えるとともに、障害者支援に対する教職員の意識を向上させることを目的に実施したもので、本校の教職員約60名が出席しました。

 研修会では、「発達障害とは何か」というところからスタートし、アスペルガー症候群やLD(学習障害)、ADHDの特性を解説していただきました。そして後半は、相談員としてのあーささんの体験談を交えながら、発達に課題のある学生への支援において大切なポイントやそのポイントを実行するにはどうしたらよいかなどをお話しいただきました。

 限られた時間ではありましたが、発達障害に関する基本的知識と特別支援教育のあり方について学ぶことのできる貴重な機会となりました。

講演するあーささん
熱心に話を聞く出席者
ADHDに関する
あーささんの著書
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