【5.30】平成２３年度「愛テクフォーラム」役員会及び定期総会を開催しました。

　去る５月３０日(月)に、新居浜工業高等専門学校技術振興協力会「愛テクフォーラム」（以下「愛テクフォーラム」）の平成２３年度役員会及び定期総会を開催しました。

　「愛テクフォーラム」は、愛媛県下の企業等、特別会員１５団体、法人会員４１社、個人会員７７名、学生会員１１名により組織され、本校と地域社会の連携，地域産業の発展と高専教育の振興を目的として活動しています。

　今回の総会には、法人会員、個人会員等約５０名の参加者があり、中島久男会長(住友重機械工業株式会社)及び鈴木幸一校長（新居浜高専）の挨拶の後、平成２２年度の事業報告・会計報告が行われました。続いて、平成２３年度からの新会長に就任した村上信二会長（住友共同電力株式会社）の就任挨拶があり、平成２３年度の事業計画及び予算案が提案され、承認を受けました。

　総会終了後、独立行政法人理化学研究所から中尾愛子氏を講師にお招きし、『「さび」や「接着性」などの表面状態を定量化する―理化学研究所および企業との連携の紹介―』と題し、特別講演会を開催しました。参加者は、理化学研究所の紹介や、先端技術による共同研究事例等の講演に、熱心に聴き入っていました。

　講演会終了後、同会場にて会員企業間や教職員との交流会が開かれました。この交流会は、「アフターファイブに肩書き抜きで地域を元気にする意欲に燃えた人が集まる場」、「フラッと行ってみれば共通の問題意識を持つ人たちの輪に入れるような場」といった産・学・官交流の「場｣を目指し開催されている『にいはま６：３０倶楽部』と合同で開催し、愛テクフォーラム会員企業だけでなく、地元企業の参加者や高専の教職員を含め、様々な意見交換や情報交換が行われました。総勢100名近くにのぼった参加者は、日頃なかなか接点の無い異業種の参加者と名刺交換を行い、今後の新たな事業の発掘や技術の開発等に向け、和やかな雰囲気の中、真剣な会話が繰り広げられていました。

＜総会及び講演会の様子＞
新会長挨拶		特別講演会