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知的財産教育講演会を開催しました。

 去る、2月24日(木)、本校第一会議室にて、山口大学教授・佐田洋一郎先生と香川高専教授・関丈夫先生をお招きし、知的財産教育講演会を開催しました。

 この講演会は、特許のイロハから、研究成果のからの発明抽出のポイント、権利取得のノウハウ等をやさしく学べるよう、四国地区高専地域イノベーションセンターが企画したものです。

 講演では、「ゼロから学べる知的財産〜高専教職員・関係者が知っておきたい知的財産権の基礎知識〜」と題し、佐田洋一郎先生が、さまざまな商品・グッズ等を手にしながらの熱気に満ちた講演となりました。その中で、知的財産権とは、自分のアイデアや技術を守る術であり、発明者と利用者間におけるトラブル防止において、重要な役割を果たすと述べられました。また、特許取得のポイントや、開発商品に存在する知的財産についてもわかりやすく解説され、参加者も熱心に聴き入っていました。

 続いて、「高専と知的財産」と題し、関丈夫先生が、高専における特許出願から取得までの流れや、知的財産の活用と高専の使命等について、講演されました。また、高専機構における今後の知的財産の活用についても、最新の動向をお話いただき、大変有意義な講演となりました。

講演いただいた佐田洋一郎先生
講演いただいた関丈夫先生
質疑応答の様子
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