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小・中学校理科教員実技研修会を実施

 去る8月2日(月)、小・中学校の理科教員を対象に、夏季実技研修会を実施しました。研修会には、新居浜市内の小・中学校の校長・教頭・教諭、総勢24名が参加しました。

 本研修会の趣旨は、児童生徒の科学技術に対する興味・関心と知的探求心等を育成することを目的として、学校の教員を対象に実習などの体験的・問題解決的な活動を中心とした学習活動についての教員研修を実施することにあります。

 今回のテーマは「簡易モーターの製作とその活用」と題し、参加者全員で製作に取り組みました。製作中、モーターがうまく動かないケースや、動いたとしても逆回転しているケース等、様々な問題に直面しながらも、自己もしくは他者からの情報によって、その問題を解決し完成へと繋げていく参加者の姿がありました。

 本研修会を主催した、ものづくり教育支援センターのセンター長から、小・中学校教員と高専教員の連携および、実体験をとおして、問題解決能力を身につける「ものづくり教育」のますますの充実といった点を今後のテーマとして取り組んで行きたいとの挨拶があり、研修会参加者と目標を共有できる充実した内容となりました。

 なお、今回の研修で作成された簡易モーターによるプロペラ船は、参加者全員が、自校に持ち帰り、教材として活用するとのことです。

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