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GPS受信機搭載CanSat「ケンタ君」が「審査員特別賞」受賞!

 3月13日(土)・14日(日)の2日間、宇宙航空研究開発機構・種子島宇宙センターにおいて、「第6回種子島ロケットコンテスト」が開催されました。

 このコンテストの「ペイロード部門」に、本校から電気情報工学科5年生を中心としたチームが参加しました。「ぺイロード部門」とは、地球外の惑星探査を模擬した競技で、「CanSat」と呼ばれる衛星機能モデルの性能を競います。GPS受信機を搭載した「CanSat」を高度100m以上に打ち上げ、そこからパラシュートで降下しながらの制御、もしくは着地した後の自律走行により、あらかじめ決められている目標地点にどれだけ近づくことができるかによって勝敗が決まります。

 本校チームは、着地した後で自律走行するCanSat「ケンタ君」を制作し、大会に臨みました。制御自体は成功せず、公式記録を得ることはできませんでした。しかし、機体への工夫と走行性能などが評価され、「審査員特別賞」を受賞しました。

 なお、「ケンタ君」の製作にあたり、GPS受信機の試験方法や、機体構成等について、東北大学大学院工学研究科、吉田和哉先生、坂本祐二先生及び研究室メンバーの方々よりアドバイスを頂きました。

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