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「大空に夢を」〜丸亀に忠八の「カラス型飛行器モニュメント」設置

 8月22日(金)、丸亀市大手町の丸亀市民ひろばに、二宮忠八が発明した「カラス型飛行器」のモニュメントが設置されました。

 二宮忠八は、愛媛県八幡浜市に生まれ、後に「カラス型飛行器」「玉虫型飛行器」を作成し『飛行機の父』と呼ばれるようになります。「カラス型飛行器」は、空を飛ぶ烏が羽ばたいていないことに着目して作成した日本初のゴム動力の模型飛行器で、明治24年4月丸亀にて飛行に成功しました。この功績を讃えようとNPO法人ELF丸亀が企画し、モニュメントが設置されることとなりました。

 モニュメントを製作したのは、本校機械工学科5年生の神野良介さんです。本校ものづくりセンターと協力し、2ヶ月半をかけて完成させました。全長・翼幅2m、高さ3.6mの鉄製で、機首は二宮忠八の故郷・八幡浜へ向けられています。当日は晴天で、夏の青空に向けて夢を羽ばたかせていました。製作者の神野さんは「忠八という素晴らしい人がここで飛行器を飛ばしたことを誇りに思ってほしい」と話していました。

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