過去の出来事・話題(2006年)に戻る

2月15日(木)、卒業研究発表会で、すべて英語を使った口頭発表を行いました。

発表する坂田さん
☆卒業研究発表タイトル☆
Preparation of Liposomes Coated with Hydrophobized Polysaccharides
(疎水化多糖で表面を被覆したリポソームの調製)

 新居浜高専では、5年生で卒業研究を行っております。これは、5年間で修得してきた専門知識と実験技術を基礎として、与えられたテーマについて、問題点の発掘から解決まで自主的に取組むことを目標としています。各学科ごとに卒業研究発表会を開催し、研究成果の発表もしています。

 卒業研究発表会で、生物応用化学科の坂田直美さんが、口頭発表をすべて英語を使って行いました。坂田さんは、日本国際交流振興会の制度を利用して、平成14年7月から1年間アメリカ合衆国カリフォルニア州Analay High Schoolに留学した経験があります。5年生になり、卒業研究室に配属された4月の時点で、卒業研究の発表は英語で行いたいとの希望を持っていたそうです。理由として、これまで本校で学んできた専門知識を英語で表現してみたかったこと、また就職後、仕事で英語を使うことができるようになるための第一歩として、挑戦してみたかったとのことです。

  質疑応答も英語で行われ、参加者は国際会議の雰囲気を味わうことができました。

日本国際交流振興会(国際教育・相互文化交流に関する研究と、その実践の機会を提供し、21世紀を担うグローバルな人材の育成に寄与することを目的に設立された、内閣府認証の特定非営利活動法人(NPO))

 本校では、学生の海外留学に対する支援を積極的に行っています。さらに、ネイティブの英語教師による授業、英語実力養成講座、オンデマンドで学習できる英語学習支援ソフトの導入など、国際的に通用するコミュニケーション能力の育成を推進しています。

過去の出来事・話題(2006年)に戻る