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11月18日(土)、全国高等専門学校デザインコンペティションで最優秀賞を受賞しました。

 平成18年11月17日(金),18日(土)の両日、都城高専を開催主管校として全国高等専門学校デザインコンペティションが開催され、本校から出場したチームが初出場で最優秀賞(文部科学大臣賞)を受賞しました。

 このコンペティションは、全国の高専学生が、日頃の学習成果を生かした生活環境関連のデザインや設計等を競う大会です。「人が生きる生活環境を構成するための総合的技術」としてデザインを競うことで、高等専門学校が目指す創造力と実践力に富む人材育成に寄与することを目的としています(通称:デザコン)。デザコンはロボットコンテスト、プログラミングコンテストと並ぶ高専3大コンテストの一つです。学生たちが構造・複合住宅・木造住宅のコンペ3部門やワークショップなどを通じて独自の発想や技術力を競いました。

 このうち木製橋梁を設計する構造部門で、新居浜高専のチームが載荷重量250Kgの記録を出し、最優秀賞(文部科学大臣賞)を獲得しました。同部門には北海道から鹿児島県まで31高専50点がエントリー。木材だけで重さ200g以下の橋梁を製作し、スパン中央部への集中載荷方式で耐えられる重さを競いました。

 本校の作品は、美しい形状を失わないよう、橋らしいアーチ型にこだわりつつ、強度を追求しました。多くのアーチ型の作品が50〜100sで崩壊する中で、250sまで耐えることができた本作品の記録は突出しており、アーチ型の橋梁の中で、最も適切なアーチ形状と部材配置であったと思われます。その結果、優れた耐荷重性・美しいアーチデザイン・耐荷重予測値の適合性が評価され、初出場で最優秀賞を獲得することができました。

結果一覧(PDF:12KB)

美しいアーチ型橋梁
競技中の様子
受賞を喜ぶ出場メンバー
栄光のトロフィー
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