【6/30】6高専で共同開発する超小型衛星がJAXA「革新的衛星技術実証3号機」の実証テーマに選定されました。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)が実施する「革新的衛星技術実証プログラム」で公募が行われた「革新的衛星技術実証3号機」に搭載される実証テーマに、本校を含む6高専(米子高専、群馬高専、高知高専、徳山高専、新居浜高専、岐阜高専)が連携して開発する超小型衛星が選定されました。この超小型衛星は国立高専が連携して打ち上げる超小型衛星2号機で、高専連携衛星「KOSEN-2」と呼んでいます。

 

今回選定されたテーマ名称は「超高精度姿勢制御による指向性アンテナを搭載した海洋観測データ収集衛星の技術実証・持続可能な宇宙工学技術者育成とネットワーク型衛星開発スキームの実証」(提案代表者:米子高専・徳光 政弘准教授)で、本校からは電気情報工学科 若林 誠 准教授と今井 雅文 助教が共同実施者として参画します。全応募テーマ23件から15件が選定され、国立高専では本テーマの1件のみでした。

 

本テーマの実施により、超小型衛星の開発だけでなく、宇宙理工学分野における高専学生の実践的かつ持続的な人材育成が期待されています。「KOSEN-2」は、2022年度にJAXAのイプシロンロケットで打ち上げられる予定です。