【11/5】「3D-CAD講習会」を開催しました。

平成30年11月5日(月)、本校CALL教室において、宮本機器開発株式会社 代表の宮本 和哉 氏を講師にお迎えして「3D-CAD講習会」を開催しました。本校は3D-CADを正規カリキュラムで学ぶチャンスが無い学科もあり、今回、学科・学年を問わず入門編として開催しました。今回、本科2年から5年の学生及び技術職員を含む13名が熱心に受講しました。

 

この講習会は、呉高専の協力のもと、クラウドベースのFusion360(Autodesk社)を使いました。このソフトウェアの最大のメリットは、学生が学内だけでなく、家庭でも自学自習できるシステムです。講習は2回にわたり、計12時間の講習を実施します。

 

今回は基本操作・基本形状モデリング(プリミティブ、ブーリアン演算、重心測定など)を行いました。

 

本校で別のソフトを使ったCADを学んでいる高学年の受講生からは、今回の講習会受講後に以下のような感想が寄せられました。

*Fusion360というCADでは、グループで作業を共有できるシステムが画期的だと感じました。

*最後に1つの作品を完成させたときには達成感がありました。

*感覚的に操作・描画ができ、材質等を指定すると重心の位置などを表示できるので、ものづくりにおいてとても便利だと感じました。

*応力解析などのやり方を早く学びたいと思うようになりました。

 

一方、低学年の受講者からは以下のような感想が寄せられました。

*今回の講習会を受講して、分かりにくかった所が分かるようになりました。

*初めて3D-CADを教わりました。まだまだ学ぶことはたくさんあるので、将来に活かしていけるように精一杯取り組んでいきたいと思います。

 

学習意欲の向上や、次回の講習を楽しみにしていることが伺え、今後のものづくりに活かせる貴重な学びとなったようです。

 

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