【9/11~14】学生が国際会議SICE 2018で研究成果を発表しました。

平成30年9月11日(火)~9月14日(金)に奈良で開催された国際会議The SICE Annual Conference 2018に、本校電子制御工学科の田中 大介 助教の引率のもと、専攻科電子工学専攻2年の山之口 智也さん(田中研究室に所属)が参加し、研究成果を英語で発表しました。この国際会議は2002年から毎年開催されている計測自動制御学会が主催する計測・制御に関する年次大会で、理論から応用まで幅広く取り扱われます。

 

山之口さんはOrganized Session『Robot Learning』において「Dimensionality Reduction Method for Gaussian Process Regression and Its Application to Object Recognition Tasks」という題目で発表しました。同セッションでは、田中助教が座長(Co-Chair)を務めました。

 

山之口さんの発表は、同じく専攻科生で田中研究室に所属する林 良優さんとの3名の共同研究の成果であり、田中研究室の大きなテーマであるロボットのソフトウェア開発に関する発表でした。本発表では、ロボットにより物体認識を行う際に必要な計算量を削減するための手法について提案し、実機ロボットによる実験結果とともに発表しました。質疑応答も含め、全て英語での発表でしたが、過去に英語で研究発表した経験を活かして発表を行っていました。

山之口さんの発表の様子

 

発表論文

Tomoya Yamanokuchi, Ryoya Hayashi, and Daisuke Tanaka

“Dimensionality Reduction Method for Gaussian Process Regression and Its Application to Object Recognition Tasks”

Proceedings of the SICE Annual Conference 2018, pp. 646-649, Nara, Japan, September 11-14, 2018.