【6/15】知的財産セミナー(学生対象)を開催しました。

平成30年6月15日(金)、本校第1会議室において、弁理士の先生2名(小笠原宣紀先生(四国中央市)、相原正先生(松山市))をお迎えして「平成30年度日本弁理士会高専学生向け知的財産セミナー(演習編)」を開催し、生物応用化学科4年の学生40名が参加しました。

 

このセミナーは、高専機構と連携・協力の推進に関する協定を締結した日本弁理士会のご協力のもと、知的財産の普及啓発や知的財産の知識を有する人材育成等を目的として平成25年度から実施しており、本年度で5回目の開催となります。なお今回は、用意された4つの講座である概要編、演習編、侵害編、オリジナルのうち、演習編を受講しました。

 

前半の講義では「断面が六角形の鉛筆」という発明を例に上げ、発明ストーリーを説明していただきました。後半の演習では、学生が10グループに分かれて、「鉛筆を発明しよう」を題材にした発明ストーリー(従来技術「丸型鉛筆」、従来技術の課題、課題を解決するための手段、それによってもたらされる発明の効果)を考え、グループ毎に発表を行いました。

 

演習では先生方のアドバイスの下、各グループで活気のある討論が進められ、最後に10件の斬新な(面白い)アイデアを発表し、先生方より多くのコメントをいただきました。セミナー後の参加者アンケートでは、「内容が良く理解できた」、「発明の課程がわかり興味が持てた」、「良い機会を与えていただき感謝します」など多くの感想が寄せられ、有意義なセミナーになりました。

 

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セミナー風景