【2/23】廃棄自転車を利用した水力発電装置を設置しました。

2月23日(金)、本校環境材料工学科4年生が『材料創成デザイン演習』の授業において、廃棄自転車を再生利用した水力発電装置の製作を行い、庄内土地改良区のご協力のもと、新居浜市庄内町の水路に設置しました。この取り組みは一昨年から実施しており、今回が3度目の試みとなります。

 

この授業では、学生自らが創意工夫して問題解決に取り組むことで、創造力を育成することを目的としています。また、この取り組みは地域貢献の一環として、水路の自然エネルギーを利用してLEDライトを点灯し、小中学生の通学路である道路を明るく照らすことで事件・事故を防止し、安全を確保することを目標としています。今年度は特に装置の耐久性向上をテーマとし、メンテナンスフリーで長期間、LEDライトを点灯させられる水力発電装置の設計・製作を行いました。

 

当日は、9つのグループがそれぞれプレゼンテーションを行った後、実際に装置を水路へ設置しました。学生達が創意工夫を重ね製作した水力発電装置は力強く回転し、無事LEDを点灯させることに成功しました。この装置は3月9日まで設置し、発電能力・耐久性などを試験する予定です。

 

なお、この取り組みは、一部の機関において報道されています。